ポップアップとは、Webブラウザ上で表示されるページの上に重なるようにして表示されるウィンドウのことを指します。
ポップアップを設定することで、UXやコンバージョンの向上を見込めるというメリットがあります。
この記事では、ポップアップを表示するメリットと作成〜設定までを解説します。
目次
ポップアップを表示するメリット
購買率の向上
ポップアップにより、ユーザーの購買率を高められます。
たとえば、次のようなタイミングでポップアップを表示することで、購入を促進できます。
何度もスクロールしている
サイト滞在時間が長い
商品情報のページを行き来している
おすすめの商品を広告で紹介したり、クーポンを配布したりして、商品購入を後押しできるでしょう。
UXの改善
ユーザーにポップアップを通じて気付いてもらいたいことがある場合は、目が行きやすくなる効果も働くので見てもらいやすくなります。
ユーザーはページ内のコンテンツの全て見ているわけではないため、こうしたUIを採用することで通常のブラウジングだけでは気づきにくい情報への接点を作れます。
以上のように、表示する内容とタイミングを改善することで、ユーザー目線で自然かつ有用に感じられるポップアップの設置が顧客満足、そしてコンバージョンや売上の向上へと繋がります。
ポップアップの作成〜公開
では、実際にポップアップの作成からスタイルの編集、公開までの手順を解説します。
ポップアップの作成
プロジェクト画面のポップアップ
を選択し、右上の新規作成
からポップアップ作成画面へ遷移します。
サイドバーの追加
>エレメント
より、配置したいエレメントを選択します。
スタイルの編集
ボタンの設置
ユーザーがポップアップを閉じるためのボタンを設置していきます。
サイドバーの追加
>エレメント
より、新たにポップアップ内にボックス
とボタン
を配置します。
次に、スタイル
>ボジション
でボックス
のポジションをabusolute
に指定し、topの値を0に変更します。
また、ボックス
のオーバーフロー
もX・Y共にvisible
に設定します。
スタイル
>バックグラウンド
より、ボックス
とボタン
の背景を透過の状態に設定します。
次に、ボタン
を選択した状態で、スペース
で値を調整して左上に配置し、設定
>リンク
>ライトボックス
より閉じる
に設定します。
最後に、レイアウト
で位置調整を行います。
最後に、ボタン
の文字をアイコンに変更します。
ボタン
内のテキストを削除し、スタイル
>アイコン
よりアイコンを追加します。
アイコンを指定した状態で、設定パネルのアイコンを押下し、サイドバーより任意のアイコンを設定します。
スタイル
>タイポグラフィー
でアイコンのカラーとサイズを指定します。
ポップアップの公開
スタイルの編集後に右上の公開する
を選択すると、ポップアップを公開するための設定ウィンドウが表示されます。
対象ページ:ポップアップで表示するページの選択
表示トリガー
・滞在時間:ユーザーがページに滞在時間に合わせて表示する秒数
・スクロール深度:ユーザーがどこまでスクロールしたの割合
表示頻度:サイトを訪問したユーザーに表示する頻度
表示トリガーはどちらかを必ず設定する必要があり、選択した項目に数値を入力します。
また、どちらも設定した場合は、先に行われた動作に応じてポップアップが表示されます。
ポップアップの設定
サイドバーのポップアップ設定
より、ポップアップの基本設定とスタイル、フォントの追加に関する設定が可能です。
スタイルでフォントやサイズ、カラーなどを設定すると、ポップアップ内に一括で適用されます。