Webサイトにはクリックすると大きさが変わったり、フェードイン・フェードアウトなどの“動き”があります。
要所で使われていると、わかりやすさやオシャレ度もアップします!
この記事では、アニメーションの種類と具体的な活用方法を解説します。
アニメーションの種類
エレメントを選択してスタイルパネル
のアニメーション
を押下すると、以下2種類のアニメーションを設定できます。
不透明度 : 要素の不透明度を変化させる設定
回転 : 上下左右に移動・回転などエレメントを変化させる設定
アニメーションの設定項目
・不透明度
項目
・不透明度 : 背後の色を透過させない度合い
・X、Y : X軸(横軸)、Y軸(縦軸)への移動
・回転
項目
回転 : 回転する度合い
Scale X・Scale Y : X軸(横方向)、Y軸(縦方向)への拡大・縮小を設定
基準点 : 変化させる基準点の設定
遷移 : 変化の動きの加速度
単位
deg(デグ): 角度の単位。90度=90deg
ms(ミリセック): 時間の単位「ミリ秒」の表記。1秒=1000ms
時間 : 変化にかかるまでの時間
遅延 : 変化を遅延させる時間
各アニメーションの活用方法
不透明の活用方法
不透明度とX・Yを反映させる前後の数値を指定します。
不透明度の数値は0を指定すると完全に透明になり、1で完全に不透明(はっきり見えている状態)になります。
また、Y軸方向での20pxの指定は、下方向に移動します。逆に-20pxを指定すれば、上方向に移動します。
次に、時間
で変化にかかるまでの時間、遅延
で遅延させる時間を指定します。
最後に、ease
で変化の動きの加速度を指定します。今回はease-in
を指定したので、徐々に加速するように表示されます。
設定した挙動の確認は、アニメーション
の横の再生アイコンを押下してください。
回転の活用方法
エレメントの回転と拡大・縮小
Before
・After
の回転
に20degを指定すると、左方向に回転します。逆に-20degを指定すれば、右方向に回転します。
ScaleX
とScaleY
それぞれに拡大・縮小する値を指定します。2次元で縦と横にエレメントが拡大・縮小します。
「1.5」を指定すればエレメントの1.5倍に拡大し、「0.5」を指定すればエレメントの0.5倍に縮小します。
その他、基準点
・遷移
でのease・時間・遅延
はアニメーションに合わせて指定してください。
設定した挙動の確認は、アニメーション
の横の再生アイコンを押下します。