レイアウト構築の際にマージンやパディングといった、各エレメントの間隔や余白を調整する設定があります。
今回は、エレメントの距離感を指定できるマージンにマイナスの値を設定するネガティブマージンについてと、その具体的な使用方法について解説していきたいと思います。
→マージンやパディングの詳細についてはこちら
ネガティブマージンとは?
マージンの値を設定する際、基本的にはプラスの値、0以上の数値を指定します。
しかし、実際はマイナスの値も設定できます。このマイナス方向に値を設定するマージンのことをネガティブマージンと呼びます。
ネガティブマージンはスタイルパネルのスペース
から設定します。
ネガティブマージンの2つの具体的な使い方
具体的にどのようにネガティブマージンを使用していくか解説します。
要素を重ねる効果
エレメントにネガティブマージンを指定すると要素同士を重ねられます。
親要素からはみ出る効果
親子構造にあるエレメントにネガティブマージンを指定すると親要素からはみ出すレイアウトを作成できます。
以下のようにsection
の中にbox
がある場合、box
にネガティブマージンを設定することでsectionからはみ出す見え方になります。